広島へ行こう
- 4 日前
- 読了時間: 8分
おもちくんと行く芸術と平和の広島旅行記

きっかけは、生徒さんでもあるアーティスト・山
口牧子さんの個展@広島(画像1)でした。
夫(おもちくん)に話すと、
「行く。宮島にも行きたい」
ということで、2泊3日の広島旅が決定。
そこから、夫(おもちくん)のスイッチが入った。
おもちくんがひそかに書き綴り続けていた、
路面電車、JR、時刻表、食事場所、動線、美術
館、予備案–-。
方向音痴な雅子を迷子にさせず、無事に引率するという重大ミッションだったらしい。 旅は広島駅に着いた日ではなく、このメモ紙(画像2)が増殖しはじめた日から始まっていた。

■ 出発! - 電車でゴー
そして迎えた出発当日。
朝から西武線が信号不具合。
一部区間運休
↓
遅延
という状態。
予約していた特急はありましたが、
「念のため、早く出よう」
ということになり、予定変更。
平日の通勤ラッシュの中、通勤快速で移動することにしました。
当然、座れません(笑)

そしておもちくんは、大きなキャリーバッグを持って階段のたびに持ち上げ、すでにヘロヘロ。
「そんなに重い?」
と思っていたら、後で理由が判明。
万一、新幹線が止まったときのために、バッグの中がほぼ「小さな避難所」状態だった(笑)
「もしもの備え」が、おもちくんの安心材料らしい。
「どおりで重いわけだ」
と、納得(画像3)
■ 広島 - 1日目 - 平和記念公園
そして13時、無事広島到着。
キャリーバッグをホテルに預ける
広島駅の花屋で花束を買う
路面電車で平和記念公園へ向かう(画像4)
小さなかわいい路面電車に乗ってレッツゴー

左:路面電車内にて 右:小さなかわいい路面電車(画像4) 原爆ドームで祈る
青空の下で見る原爆ドームは、写真で見るよりずっと大きく、そして静かでした。
記念碑で献花する(画像5)

左:献花する夫 右:一直線に配置されている慰霊碑、平和の灯、原爆ドーム(画像5) 平和記念資料館へ
修学旅行生や海外からの団体の方も多く、館内はかなり混雑していて、ゆっくり見ることはできなかったけれど、亡くなられた方々の思いを受け止めてきました

ホテルに戻り、ホテルの夕食(画像6)をいただき、19時過ぎ。
夫がぽつり。
「広島は日が長いなぁ」
調べたら本当に、埼玉より20分以上遅く日が沈むらしい。
「西へ来たんだなぁ」
宿は広島駅徒歩圏内のユニバーサルホテル。
なんと、
朝夕食付き
大浴場・サウナ・部屋風呂あり
静か
ベッド快適
2人2泊で、税込18,536円。1泊1人約4,500円!
大当たりでした!
■ 広島 - 2日目 - 宮島
2日目は宮島。
快晴。
まさにピーカン。
「ぜひ一度行きたかった」 と願っていた大鳥居。 想像していたよりはるかに大きく、静かな迫力がありました。(画像7)


お昼は「まめたぬき」というお店でいただきました。
「穴子と牡蠣フライの共宴セット」 1人前2,900円を2人でわけっこ。(画像8) でもお腹いっぱ~い♪
宮島生ビール。こちらは1人1杯ずつ(笑)
ふっくら香ばしく焼かれたあなごは人生初。ご飯にもタレがしっかり染みていて、とてもおいしかった。
……そして宮島ビールでお昼から少しできあがる。
ロープウェイは……
「ロープウェイ乗り場までが長いんかーい。しかも登るんかーい!」
ということで断念(笑)
代わりに「揚げもみじ」で休憩。揚げたて、熱々でっせ~(笑)
そして秀吉が建立した千畳閣へ。
未完成だからこその魅力もありました。 言うなれば、やたら広くて、四方から風が通り抜け、天井も装飾もない無骨な美。
……って感じかな。
■ 広島 - 2日目 - おりづるタワーと居酒屋
宮島から広島市内に戻り…… 少し時間があったので、おりづるタワーへ。
ひとり2,200円+おりづる100円、と少し高いですが、屋上は屋根があるだけで壁がなく、とても広い空間に風が吹き抜けていました。 何もないけれど、「広島」を全身で感じられる空間でした。
その空間そのものが価値であり、平和への祈りなのかもしれない、――そんな気がしました。

おもちくん、人生初の折り鶴。
私が先生役。
そして二人で祈りながら、鶴を落としました。
100万羽を超える、10年分の折り鶴が、タワーに積み重なっているそうです。(画像9)
夜は居酒屋さんへ。
ここで事件発生。
宮島に行く前に、予約したつもりだった店舗に下見に行ったところ、奥行きが驚くほど狭く見える外観で、しかもカウンター席のみ。一度座ったら身動きできなさそう。
「さすがに狭すぎるから他を探そうか」とキャンセルしようと思ったら、キャンセル料がひとり2,000円と表示されている。「えっ!」と思ってよく確認すると、実は同じ系列の違う店舗を予約していたことが発覚した。
予約した店舗はホテルや駅から徒歩30分。
しかし、キャンセル料4,000円は高いし。
ふたりで腹をくくって徒歩30分の店舗へ行くことに。
でも結果的によかった!
ひろびろした掘りごたつ席で、ゆったり~。
そこで、以下を注文(画像10)
がんす 魚のすり身にパン粉をつけてサクッと揚げた広島名物。ここで初体験。 「お、これ好き!」となって、帰りの新幹線のお弁当でも再び登場(笑)
いわし干物あぶり 香ばしく焼かれていて、お酒がすすむ危険なやつ。
刺身盛り合わせ 瀬戸内海のお魚が新鮮!
せんじがら 豚ホルモンをじっくり揚げた広島のB級グルメ。噛むほど味が出る、珍味系。
日本酒

いわしの下に敷かれていた紙で、おもちくんは人生二度目の折り鶴(画像11)。
折り紙が気に入ったみたい。
その後再び、夜のおりづるタワーへ。
明るい空が徐々に染まり、日が沈む様子を360度のパノラマで見ることができました。
夜景は夜景でまた違う美しさでした。(画像12) ちょうど「期間・時間限定のドリンクプレゼント」実施中で、運良く一杯いただきながらの夜景タイム。最高の締めくくりになりました。

■ 広島 - 3日目 - 呉市 - お好み焼き
3日目は呉へ。

呉線の途中、おもちくんが看板を発見。
「松石病院」
珍しい名字なので、旅先で見るとなんだか親戚みたい(笑)
旅先なのに、一瞬だけ地元に戻ったような気分になりました。(画像13)
戦艦大和で有名な大和ミュージアムは今回はざっくり。
もっと見たい気持ちを残しつつ、川沿いを歩いて「たいちゃん」へ向かいました。
「たいちゃん」は、山口牧子さんからおすすめいただいたお好み焼き屋さん(画像14)。
店主さんが8枚同時にお好み焼きを焼きながら
電話に出て、
注文を受けて、 そして、
「埼玉から?ありがとうございます」
と、気さくに声までかけてくださる。
すごい。

注文したのは、
たいちゃんスペシャル
大和スペシャル
大きなタコがゴロゴロ入っていて、
「あんなにじっくり焼いたのに、どうして?」
と驚くほどプリプリ。
キムチ+イカ天のお好み焼きも絶妙。
……そしてまたビール(笑)
これから美術館なのに(笑)

■ 広島 - 3日目 - 呉市 - 美術館
山口牧子さんの展覧会(画像15)。
最初、おもちくんは
「アートはわからん」
と言っていました。
ところが山口牧子さんの作品の前で立ち止まり、
「これが運河でしょ、そして海でしょ」
と。 「だよね!わたしもそう思った!」 まさかふたりで抽象画について語り合う日が来るとは。
抽象画って自由に感じていいのです。
だんだんと見えてくる。音が聞こえ風や匂いを感じとれる。
それぞれに絵と語らう時間が静かに流れました。
作品全体からは、
地球に息づく命と、地球への愛が感じられました。
そこにずっといたいと思う空間でした。
美術館主催、山口牧子さんを講師に迎え、事前に申し込んでいたワークショップ(画像16)も期待以上。

シワを入れた和紙に、水たっぷりの絵の具をしみ込ませる。
さらに、
カラフルな岩絵具
軽石(ゴリゴリつぶして使います)
のり
麻の繊維(左官屋さんで仕入れるそうな)
を混ぜたものを重ね、立体的にしていく。
美術館に寄贈された熊野の筆も用意されていました。
熊野の筆が広島県の熊野町で作られていることを知り、「あ、これも広島なんだ」と。 旅で訪れた広島に、一層愛着を感じました。

描いているときは「謎の何か(笑)」だったけれど、あとから見ると海や生命みたいにも見えてきます。(画像17)
■ 帰途 - そしてマイホームへ
帰りの新幹線は、救護対応で11分遅延。
しかも、西武線特急は予約済み。
間に合うか?ギリギリだなぁ、と思いつつ…

でも、気にしても仕方ないので、
座席は、即席居酒屋スポットに変身(笑)
広島地酒「賀茂鶴(かもつる)」300mlを買い、駅ビルで買ったお弁当やたこ天をつまみに、ちびちび。 前日の居酒屋で食べて気に入った「がんす」も再登場。おいしいものとの再会は、うれしい。(画像18)
最終的に新幹線は遅れをほぼ回復。
そしておもちくんが、
私のお土産+重いキャリーを持ってフルマラソン状態。
私は身軽なのに全然追いつけない(笑)
でも特急に間に合った。
本当によかった!
---
家に着き、深夜まで片付け。
ストレッチ。
冷蔵庫で待機していたお花救出。
室内の植木たちも元気。
そして布団で目を閉じ、その瞬間に爆睡。

--- 翌朝も広島。
うち用に買った「広島汁なし担々缶(画像19)」をゆでた中華麺にかける。
野菜とゆで卵を添えて完成。 完成版の写真を撮っておけばよかった!(残念)
箱には、
「シビれる花椒が旨辛い!」
その通りでした。
本当にしびれた(笑)
広島旅は、新幹線を降りて終わりじゃなかった。
翌朝のシビれる担々麺、山口牧子さんへのお礼メールまでが、広島だった。
■ おまけ - 6万歩
ちなみに、2泊3日のこの旅で33km、約60,000歩、踏破!
帰ってきてからの筋肉痛の足も、まだ、「広島!」でした(笑)

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