外勤業務の研修のため、名古屋に召集されました。 ATMのメンテ作業員となるための研修で、
埼玉から東京に出て、新幹線移動です。
「新幹線で移動して研修」というのは貴重な体験です。 研修当日。 朝5時前に家を出て、夜中の12時過ぎに帰宅。
実習は、10時から19時半まで、9時間半。
休憩は、食事の30分のみ。
社食のラーメンをかっこんで、トイレに行って、オシマイ。
飲み物を飲む、トイレに行く、何かに座る、というチャンスは、ナシング。 だが。 これくらいは慣れているので、ノープロブレム。 研修は、実習でした。
その日実習を受けたのは、ふたり。
実習内容は聞かされておらず、資料は現場で受け取りました。
事前に資料に目を通し、十分なイメージトレーニングを積んでおいても、パニクるのにね。
資料は時系列が微妙に入り組み、
ホッチキスで止めてある、Ａ、Ｂ、Ｃの束の相関関係を把握するだけで、脳ミソが飽和。
しかも、マシンは、旧型、新型など、バリエーションがいくつもあり、手順が異なります。 操作手順をミスすると、警報が鳴り、警備員が飛んでくるそうな。 「違いは少しですが」と言われましたが、わたしをパニクらせるには十分です。
一緒に実習を受けたもうひとりは、メンテ作業を長年やっている人で、
あっという間にマスターし、申し訳なさそうに先に帰りました。
落ちこぼれのわたしは、残され実習をした上に、来週また名古屋に行くことに。
また名古屋だぎゃ～。
せめて食事休憩なるものがあれば、
脳ミソのゴミを整理整とんできるのにネ、スコシハ、ネ。
指導くださった方、みなさん、とても説明がわかりやすく、
説明時以外は、終始笑顔でした。
笑顔と言えば、
「納得いくまで、深夜まででも、こちらで実習を積んでいただいていいですから」
と、ビッグスマイル！、っていうのはどうなのでしょう。
タダで長時間拘束しておいて、イイヒトみたいにほほえむのです。 くわばら、くわばら。
翌日。
守秘義務に反しない範囲で報告いたしました。
ボスは、「埼玉で誰かいませんか？」と頼まれて、仕事を回してくれたようで、
仕事の内容など、詳細をご存じないのです。
「もうイヤになったんじゃないですか？」
とボス。
「平気です！」
とわたし。
長時間拘束されたり、休憩時間がなかったりってことは、 本当に、 どうってことないのです。
問題なのは、アレですよ、アレ。
わたしの頭がすぐに飽和してしまう、アレです。 タケちゃんマンを呼びたいところですが、もう少しガンバレ！
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