コロナで自粛の折、飛んできました。 ご不快に感じられる場合、どうかスルーしてください。 限られた方に公表し、勇気をもらい、広く、こちらにて、ヒンシュクを買うことにいたします。
バンジージャンプは、夫の”死ぬまでにしたいこと・3つ”のうちの1つです。 あいわかった。死んだ気でつきあうよ! あとの2つ、サーフィンとボクシングは、つきあいきれないんで勘弁ね。
飛んだのは、茨城県常陸太田市、竜神大吊り橋バンジージャンプ。 100メートル。 ビル30階分の高さだそうです。
前日。 叫びながら次々と落ちてくる人をふたりで眺めました。 「・・・」
当日。 受付を終え、スタッフさんと橋の真ん中まで行きました。 鍵のかかったドアがあり、下に降りられるようになっていました。 橋の下に巨大な鳥カゴ状のスペースがありました。 細いはしごで後ろ向きに降りていきました。 (怖い1)
カゴに降りたら、足元はスチールの網目。 眼下に、美しい峡谷を流れる竜神川! これを楽しめってか? (怖い2)
10人ほどのスタッフさんが、装具を確認したり、きつくしたりしてくれました。 飛ぶときの姿勢、飛び終わったときのジェスチャーなど、練習をしました。
そこへ。 ウィンチで引き揚げられ、満面笑顔で戻ってくる夫。 (うわっ、誰やねん。テンション高っ)
それを横目に、どうしよ、どうしよ、どうしよ。 しかし、迷ったり怖がったりしている暇はありません。 スタッフさん一同でテンポよく、小気味よい勢いで。 (そこ重要!) 「はい、ここに立って!」 「はい、足を外に出して!」 (怖い3) 「足もう少し!半分出して!」 (怖い怖い4) 「手を広げて!」 「うん、いいよ、そんな感じ!」 「5,4,3,2,1!」
うん。 もうね、 飛ぶっきゃないんです。 お金も払っちゃったしね。 下を見ずに、エイ! 飛んだらすぐに目を開けました。 もう怖いものは何もなく、谷の緑が眩しかったです。 落ちるまでの数秒間。 両耳の横でシューーーーっと走る風の音を感じ、 落ちる速さを感じると同時に、 時間が止まったかのような不思議な感覚。 異次元のようでした。
私としたことが。 ソプラノで絶叫する予定が、不覚にも無音で落ちてしまいました。 しまったな。
ロープの動きが止まり、ウィンチで上に。 ウイーン、ウイーン。 「終わっちゃったなー、回収されておるなー」 という感じでした。
<感想>
「あんた、怖いものなんてないでしょう?」 とよく言われる私ですが、さらに、メンタルが強くなったような気がします。 夫は、また飛びたいって。楽しかったそうです。 (夢が叶ってよかったね!) (Facebookより転載)
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