詳細版 ダイジェスト版
1988年から1997年までの育児日記。
ブログに書きうつしていると、しあわせな気持ちになる。
住まい
トモくんが生まれるので、1987年8月。町内の1DKから2DKに引っ越した。
~病院で~
誕生!
(誕生!)
入院して3日目。
一過性の心拍数低下で、あわただしく、ベッドごと運ばれ、急遽、「帝王切開」に。
元気な産声!
無事でよかった!
はじめまして!
(誕生翌日)
「授乳室に行きますかー?」 の声がけで、車いすで移動。 君がママのおひざに!
やっと会えたね!
じっくりしかもこんなに近くで。
かわいい。
ずっとこのまま抱っこしていたい!
しかし現実は。
授乳が終わると、引き離され、ゴロゴロとひとり、自室に連行された…
(誕生2日目) 片道6分、術後で痛いさ、たくさん切ったのだもの、そりゃ痛いけれど、エンヤコラ。 母子ともに初心者で、吸い付くまで一苦労。
お腹を空かせ、首を左右にブンブン振りながら、顔をまっかにさせて泣きわめいている。
腹を立て、ますます動きが激しくなる。
見かねて、ベテランママが助けに来てくれた。
ありがとう!
~ここまで病院にて~
~ここからおうち~
★項目ごとに、時系列で記載
ねんね
(0か月) だっこひもが届き、ぐずりかけていたトモくんが気持ちよさそうに眠った。NICE! (3か月)
パパがトモくんの「ねんね」のまねをする。
まず、うつぶせになり、手をまげて上に。
ふとんに顔を強く押しつけながら、左右に首を振る。
ひとしきり振り終わったら、首をいずれかに向け、人さし指と中指の2本をくわえこみ、チュパチュパ。くわえた指を、キュッキュッとピストン運動する。
しばらくして、「ふん、ふんふん、ふん、ふんふん」といういびきの音がチュパチュパの音に加わる。(ワハハハ!そっくりだ)
(4か月) ・ねんねに時間がかかりそうなときは、寝かすのをあきらめ、抱っこしておもてに連れ出したり、遊んでやったり。タイミングが合うまで繰り返す。 (5か月) 「頭が眠い」のと「身体が眠い」のとが一致しないと、眠ることができず、泣き続ける。抱っこしたり、遊んだり。 ・パパが帰宅後、お外に連れ出してくれるのがありがたい。 (7か月) 【お寝ぐずり2種】 ・1つは、眠くてならないのに眠れない。泣かずにうめいている。身体は冷たい。抱っこしてゆすってやると、身体が暖かくなり、くぅくぅ眠ってしまう。 ・もう1つは、精神的な理由で?眠れず、泣きわめいている場合。身体は暖かい。抱っこして歩き回ってもなかなか泣き止まず、落ち着いたかな?とおろしても、再び大泣き。抱っこして歩き回り、を繰り返してもダメ。やっと寝た!と思っても、すぐ起きて大泣き。 こういうときは、たっぷりたっぷり。「もうママの愛情はお腹いっぱいだよぉ~!」ってなるまで抱っこ。寝ついてからも抱っこしたまま頬ずりや、なぜなぜ。ふとんにおろすとそのままぐっすり。
おっぱい
(0か月)
【飲む前】
目をキッと開き、口をあけて、ハァハァ言いながら、左右に激しく首を振って乳を探す。目的が瞬時に達成しないと、顔をまっかにして泣きわめく。 【飲んでいるとき】 グッキュン、グッキュンと力強い。ホッペタは、ふくらんだりへこんだり。
【飲んだ後】 満ち足りた表情で目を細め、まゆを上げる。
(1か月)
夜中の授乳は、母子ともに半分眠っている。こっくん、こっくんが止まったら、ほっぺをツンツン。再び、ぴくぴく飲む。つついても飲まなくなったら、10分ゲップ。ゲップの間は、母子とも眠りこけている。ママがハッと気づき、時計を確認し、ふとんに寝かせる。昼間と違い、眠りは深く、あっという間にゴーゴーいびき。
(3か月)
・最近おっぱいで泣くことはない。
「アァ!」「ヒャア!」などと叫び、手足をばたつかせる。口角を指でつつくと、その指をくわえようとし、放っておくと、指をチュッチュッしゃぶりはじめる。「うむ。これはおっぱいだな」と判定。 ・準備している間、息を荒げ、ハッハッハッ。待ちくたびれると「ヒャア!」と甲高い声で催促。いよいよというときに、あせる余り、首の周りのタオルにすいついたり指を口に入れたり。ママは笑いをこらえて口からタオルや指を出す。
はじめの5分はわき目もふらず、こっくんこっくん。ママの脇腹に回っている片方の手でしっかりとママの服をつかんでいる。前の方の手は、ママの指をつかんだり、自分の耳を押さえたり。
ひとしきり飲むと、遊びが入る。一口飲んじゃ、「アァ!」と話しかけてくる。朝の忙しいときなどは、ひざから降ろし、赤ちゃん椅子で勝手に遊ばせる。
(4か月)
がまんできるようになった。準備ができるまで指をしゃぶって待ち、くわえる直前に指を出す。
おしっこ、うんち、ぷー
(0か月)
おむつをかえている最中、「今かい!」というタイミングでよく”おしっこ”が出る。
でも、病院の看護婦さんに
「すばやくちんちんを伏せる!」
と教わっているので、ノープロブレム。
被害が大きいのは「うんち」。
おむつ交換時の「噴射」は避けようがないことも多く、浴びるね~、ハハハ。
(1か月)
おむつに干からびたうんちを発見。ご機嫌だったので気づけなかった。
(2カ月)
寝ながらまさかの大きいおなら。これがお外だったら、疑われるのは絶対ママだよ。
(7か月)
・プールに通いはじめ、うんちの回数を減らすべく、離乳食を多めにしたところ、効果てきめん。
・母乳だけだったころのうんちは、お水のようでさらさら。拭くときも、吸いとるという感じ。匂いも甘酸っぱい感じ。
離乳食をはじめたとたん、見た目も臭いも一人前。
おでかけ
(1か月)
1か月健診で、心配ごとをあれこれ、聞くことができた。
「禿げてしまったのですが」
「生えますよ~」
「肌にブツブツが」
「きれいな方ですよ~」
「寝かせるのが大変です」
「かまってあげてください。できませんか?」
と。
はっとした。
そうか。 たくさん、たくさんかまってあげるのが、ママの仕事なんだね。
(2カ月)
リースのベビーカーが来たので、遠くまでお出かけできるように。
お散歩は楽しい。陽気がよく、春の花がたくさん。新芽がつやつや。
モノで遊ぶ
(1か月) ・50グラムもあるガラガラをニコリともせず、振り回して音を鳴らす。
・おさがりでいただいたオルゴールメリーをあきずに見ている。音に合わせて手や足を盛んにバタバタ動かし、時々すっとんきょうに「ああ!」と叫んだり、笑ったり。お腹がすいたときも、オルゴールメリーに泣いて訴える(ように見える)。 (3か月)
爪でコリコリ、コリコリ、音を出す。たたみやタンスの扉など。
(4か月)
パパのママが買ってくれたおしゃぶりが大のお気に入り。
はじめはすぐ落とす。持つことができても、ゴムを鼻にぶつけたりして、なかなか口に入れられない。だんだんマスターし、持ちかえることができるようになったり、ゴムの部分を口ではじき、ポン、ポン、と音を出したりできるように。
落とすと、拾ってくれ!とわめく。
(6か月)
・ガラガラなどをいったん置き、しばらくたってから、それを拾い、また遊ぶ。置いた場所を覚えているのか?、見ずに拾う。
・両手それぞれに持ったものを拍子木のように打ち合わせる。
・手あたり次第つかみ、しばらくながめ、口に入れる。
(7か月)
・積み上げた広告の紙を、右へ、左へ落とす。ママがまた積み、また落とす。
・空きびんの口に口を近づけて、アァー、ウゥー。響きを楽しむ。
ボクで遊ぶ
(2カ月) 下くちびるを上くちびるの下につっこんで勢いよく出し、「チュッ、チュッ、チュッ」と鳴らす。
(3か月) 右耳を右手で、左耳を左手で、ペコペコ押さえて遊ぶ。 (4か月) ・両手で両足をつかんで遊ぶ。 ・ギューッと結んだ口とあごを突き出して、「む~~~」とか「も~~~」と言う。 (6か月) ・おむつを取るたびに、すばやくちんちんをつかみ、アハハハハと笑う。 ・「ぶぱっ、ぶぱっ、ぶぱっ」とくちびるで音を出す。 (7か月) はじめてのチョチチョチ(拍手)。はじめは左手固定で右手を打ちつける感じ。そのうち、両手で打ち合わせられるようになったが、「すれ違う」ことも。しかし、その日のうちに完全にマスターし、大得意で披露。おっぱいを飲みながらチョチチョチ。夜もチョチチョチしながら眠りに落ちた。
ママ・パパと遊ぶ
★ママはトモくんと遊ぶのが楽しくて、日々、いろいろな手を編み出す。 (3か月) ・あおむけにねんね。ママは足元に座り、手をとって「おっこ」と言いながらそっと起こす。もう一度そっと「ねんね」と言いながらねかせる。 「おっこ」のとき、ママの笑顔とちかづき、喜ぶ。
・上と同じ態勢で。
ママは2本の手でチョキ(ピース)を作り、それを足に見立てる。
右手を左足に、左手を右足に。
「位置について、用意、ドン!」の掛け声で、走り出し、つま先、もも、おなか、胸、ほっぺた、最後に頭に到着して「ゴール!」。
「位置について」を言うときは、思いっきりマジメな顔で。
「ドン!」で楽しく笑いながら、「タタタタタ」とかけあがる。
トモくんは「位置について」で、一緒にまじめな顔をしているが、次に何が起こるか知っているので、「ワクワク」している。「ドン!」で笑顔になり、走り出すと「ハハ!」と笑う。胸のところがくすぐったいらしく、「ハハハハハッ」と笑う。
(4か月)
・ママがふとんの上にあおむけ。トモくんをお腹に乗せて、左右に「ドッカーン」、「ドッカーン」と落とす。
・トモくんの動作に合わせて、「キック」「パンチ」と言う。「キック、キック、キック、キ~~~ック!」という具合。大得意で、ますますキック。
(7か月)
・ふろしきで顔をそっとおおったところ、自分の両手で持っておろし、顔を出した。「バァ」とママが言うとケタケタケタ。
バンザイしては自分で自分の顔をかくし、何度も繰り返した。
・お人形さんをトモくんに見立てて、”ひこうき”、”おっこ、ねんね”、”こしょこしょ”などをした。トモくんはまるで自分がされているように大喜び。”こしょこしょ”のときは、ケタケタ笑う。
・背丈4センチのキューピー人形を3体。トモくんの前に並べたら、2体を両手に持ち、1体を口にくわえてから、残る1体を手で持ちなおした。
・笛をパパの口につっこんだり、引っこ抜いたり。
・トモくんとママが向かい合わせに腹ばいになり、間に障害物を置く。そのままではママが見えない。ママは、右から、左から、ゆっくりと顔を出す。トモくんは「オッ」という感じでまゆを上げる。
その遊びに慣れて、自分からも顔を出すようになったが、ママと逆になることも。「トモくん、こっちだよ」と言うと急いで反対側を覗き、「あ!いた!」というお顔でニコ~~~ッ。
・トモくんを椅子に座らせて風船を投げる。はじめはトモくんの顔にあたるばかりだったが、こうやってとるんだよー、と手を動かしてあげるうち、何回かに1回、取れるようになった。
・物をわざと落とし、拾わせて、また落とす。
ボクのボク
(1か月) 生えかわりの髪の毛が3ミリくらい、均一に伸びた。ビロードのような肌触り。元の毛もまばらに残っている。 【お手々発見!】
パパのひざの上で、固く握った自分の左手に気づき、ガン見。
今度はママの服をつかんだ手を上下に動かし、トレーナーが動くのを観察。
まだ「右手」には気づいていない。 左手への愛着は深まり、見つめながら顔に近づけてより目になったり、近づけすぎておでこにぶつけたり。
(2カ月)
さやの中にきちんと並ぶお豆のように、ぷっくりぷっくり光っているよ(足の指)
パパが、足の指のことを、 「はちきれそうにパンパンで、針でつつくとパーンって割れそう」 と笑っていた。
・右手に気づいた。 ・鏡の前で、ママばかり見ていたが、「赤ちゃん」を発見。照れるように、ニコっ。
鏡の前で、ホッペタやおでこをツンツンつついてみた。これはボク?と、いつ気づくかな。 ・肉づきがよく、足も手もぷっくぷく。わたぼこりが、手のひらだけでなく、手首にもはさまるように。 ・足の指が自由に動くようになり、お風呂のときに指の間の綿くずを取りやすくなった。
(3か月)
・右手と左手をからませたり、左足と右足をすり合わせたり、片足ずつ蹴ったり伸ばしたり。それをじっくり観察。
ベビーバスでも、足をお湯から出して、左右交互に曲げたり伸ばしたり。
・口の中に手あたり次第なんでも入れる。右手と左手をいっぺんに入れようとしたりする。
(6か月)
8月、手を握ったり開いたりしてながめるのに合わせて「グウ、パァ」と言っていたが、近ごろは動きが早くて追いつかず、「ニギニギ」になった。
(7か月)
下の正面から見て右に、白いものがちらり。歯!指をかまれると痛い!
技の鍛錬
★いつ何をしでかせるようになるか、ワクワク、ドキドキ。目を離せない。 (2カ月) 口の中に握ったこぶしをぐいぐいねじこむ。あと少しで全部入りそう。 (5か月) ・ベビーカーで、持っているおもちゃが落ち、足で受け止め、それを手で拾った。 ・動作が早くなり、すきを突かれて奪われる。 (7か月)
・スプーン投げで40センチを記録。
・足の上に落ちたものを、乗せたまま高く上げ、手で取った。
・あわわをするようになった。はじめはグーで。次第にパーで。
・天井の照明器具の紐をひっぱり、つけたり消したり。その紐をわざと長くたるませたところ、はじめはつけることができなかったが、両手で工夫して、カチカチ。
・動作に合わせて、キック、パンチ、カンカン、コリコリ、シャンシャン、ジタバタ、イヤイヤなどと言うと、喜び、ますます激しくその動作を繰り返す。
・おもちゃのバケツに何かを打ちつけて遊ぶうちに、バケツが動いてしまうのが気になり、両足をつっこんで固定させてからゴンゴン、打つように。
・狭いバケツのお風呂から自分で足をひっぱりだし、足の指をなめる。中国雑技団?
・ビンのフタをくるくる回してあけられるようになった。
表情、おしゃべり
(0か月)
・お風呂に入っているとき、お口をまるくすぼめて突き出し、目を細め、とても気持ちよさそう。 ・乳を飲んで満足したとき、まゆを思い切りつりあげ、おでこにしわを寄せ、目を細め、頭を後にのけぞる。 ・「こんなかわいいしぐさ、誰に教わったんだろうね」 とママ。
「病院で看護婦さんに教わってきたんだよね、トモくん?」
とパパ。
(1か月) ・腹ばいからひっくり返すと、気持ちよさそうに伸びをする。
・ママがお話したり歌ったりする間、ずっと目を見ている。 歌が終わると、満面笑みを浮かべ「あ~!」と、とんきょうな声を出す。
(2カ月)
うれしそうに大きく口をまんまるにあけ、舌を少しだし、顔中でほほ笑む。小さくハハッと声を出すときも。
顔の表情、声の表情、手足の表情がますます豊かに。音域が広く、歌うようにお話しする。 お話をしながら一緒に手を動かし、何かを伝えているかのように見える。
(3か月) くすぐったいときは、口を大きくあけてお目々をつぶり、ハハハッと笑う。 ママの顔を見つけると、うれしそうにゆっくり「にこ~~~っ」とほほえむ。 (6か月) ・表情たっぷりに「マンマンマンマンマンンマンマァ~!」。抑揚があり、手や顔の表情も豊か。 ・口元にあぶくをため、つばを飛ばしながら、口をとがらせて、「ブ~~~!!」。 ・喉を鳴らして、不機嫌そうに、ウ~~~、とうなる。外へ連れ出したり、オモチャを渡したりすると止まる。
おふろとプール
(6か月) ・お湯をつかもうとし、顔にかかってしかめつら。 ・蛇口をつかもうとするなど、一時もじっとしていない。
・7/19~スイミングスクールに行きはじめたが、2回目も大泣き。 「3か月がんばれば慣れますよー」と言われたが、本当?
(7か月)
・プールに慣れてきてたので、お風呂も長く。ぬるめのお湯で遊ばせる。しばらくひとりで遊んでくれるので、見える場所でお洗濯。
・ホースを見つけ、くわえてチューチュー。味をしめ、おもちゃの穴からもお湯をズビズビ飲み、ときどきむせて、ゲホゲホ。
・(ホースなどで学習したせいか?、突起物を手あたり次第「吸ってみる」のがブーム。スヌーピーのおまるの鼻やゴム風船の結び目などをいっしょうけんめいチューチュー)
・プールは泣かなくなったが、最後にコーチにあおむけにされ目を洗われるときに大泣き。
・ジュースの缶を沈めると、空気の泡がプクプク。力がいるので、両方の手でがんばる。
運動
(1か月) あおむけで、泣きながら足をバタバタさせ、ベッドの柵に突き当たるまで前進。(背泳)
(2カ月)
・よく動く。首も足もかなり上がる。パパが「背筋が強いね」と。
・両手両足の動きは、てんでんばらばら。勝手にそれぞれ自分の意志で動いているかのよう。たとえば、左手でガラガラを口に運び、右手で服の胸のところをつかみ、右足を強くけり、左足を太ももにひきよせる、という動作を同時にする。
(3か月)
「新品だからまだどこにもガタが来ていないけれど、そのかわり、あたりもでていないから、動きがぎこちない。パーツがボディになじんでいない」 エンジニアらしいパパの評。さすが! (4か月)
朝、トモくんが目覚め、一人でいつものようにお話していた。しばらくして静かになったので、あれ?と思って見にいったら、隣に寝ているパパを見ようとして、クルっとひっくりかえったらしい。はじめての寝返り。 (5か月) 自由自在に寝がえりをするようになった。おねむになってふとんに寝かすと、寝がえりしながら、自分で寝心地を調整する。 寝がえりと背泳で活動範囲が拡大。ふとんから進軍し、たたみでスヤスヤ。 (6か月)
寝がえりしてうつぶせになる。 (7か月)
・腹ばいではじめて少し前進したかと思ったらみるみる思い通りに進めるようになった。
はい回っていた小さい虫を追いかけて1mほど前進。哀れ、その虫はトモくんの人差し指によりつぶされた。
・両腕に上半身の体重をかけ、そのまま身体を前に出して、下半身を引きずって進む。足はまだ、ノー援護。
離乳食
(2カ月)
グレープフルーツをスプーンで汁だけしぼって、口の中に入れてみた。
はじめての味。酸っぱいね。 何も言わずに変な顔をしてフリーズ。飲み込み、肩から上、びくびくっと大きく震わせ、のけぞった。何度試しても、口をあけ、飲み込み、のけぞる。(おもしろすぎる) (3か月)
たまごボーロ、ヨーグルト、トマトなど、口に入れればなんでもいけそう。
(4か月)
・何でも嫌がらずに食べる。バナナ、リンゴジュース、オレンジジュース、そらまめ、かぼちゃのポタージュ、etc. etc.
・スプーンを自分で持ちたがるので、持たせている。上手にスプーンを口に運び、口の中に流し込む。
・マグマグという赤ちゃん用のストロー付コップ。両手で持って最後まで自分で飲む。
(7か月)
・おやつは、たまごボーロや赤ちゃんせんべい。
・たまごボーロを手でつまんで口に入れられるようになった。つまみ具合が悪く、口に入れにくいときは、わざと落とし、もう一度つまみなおしたり、もう片方の手で応援して口に押し込む。
・スプーンで上手に食べていたのもつかの間。
スプーンをぶん回して中身を飛び散らせたり、スプーンの中身をもう片方の手でニギニギしてグチョグチョに。その手を口に持っていきパクッ。
知恵がつき、世界を己の支配下に置きたいなり。
・お皿に入れて渡すと、手でつかんで食べようとする。うまくいかなくてお皿ごと口に持っていこうとする。
・きゅうりをスティック状にして渡すと、ガジガジ。歯ぐきで噛みきり、口の中はきゅうりの小片だらけ。ときどき指でかきだしてやる。
・機嫌はたいてい、食べ物で治る。
お勉強?
(2カ月) 抱っこしているとき、ママのトレーナーの文字を、むずかしげな顔つきで見ていた。右から左へ。左から右へ、何度も。 (3か月)
顔に触れながら「お目々」、「お鼻」、エトセトラ。 トモくんの手でママのお顔を触らせて、「お目々」、「お鼻」。 鏡を見ながら、「お目々」、「お鼻」。 お人形や写真でやると、ママの顔を見て、「ぼく知ってるよ」と言いたげに、ニッコリ。 (4か月) 鳩時計がある。定時に鳩が「ポッポ、」と出てくると、トモくんは、何をしているときも中断し、「ポッポ、」に集中する。ママは「ポッポ、」に合わせて、「いち、にぃ、さん」と言う。数え終わって「5時です」と言い、ママの指をひとつずつ折りながら、10まで数える。トモくんはママの顔を真剣に見ていて、終わるとニコ~ッ。 (7か月) 「パパ、どこ?」と聞くと、パッと、パパを見る。 「はい、どうぞ」と言うとパクッと乳をくわえる。
ママポエム
小さなため息に香る乳のにほひ ひとみを閉じるやはらかなしぐさ 満面のほほ笑み
春の萌黄のように たよりなげで でもたくましい あなたの命 ここに今 生まれたばかりの新しい命 きらきらの命
小さなからだを この胸に抱く あたたかく やわらかい 手が足が首がひとみが 動いている 息づかいが聞こえる 力強いいのちが わたしにひびく 君は生きているんだね
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