息を切らせ、額には玉の汗
逃げる
追ってくる魔物から
逃げる
らせん階段を駆け降りて
ビルの谷間を駆け抜けて
崖をすべり落ち
川の浅瀬を横切って
やがて力尽き
魔物の餌食となり
そしてはじめから繰り返される
ふたたび逃げる
わたしの愛する
わたしを狂わす魔物から
元の詩は2009年3月、「逃げる」というタイトルで交流サイトに投稿。当時、「タイトルもテーマも如実だがチープ」「評価はD」とのご意見をいただいた。 それを今、あらためて推敲してみた。 幼少のころ、頻繁にこうした「逃げる夢」を見ていた。本当に怖かった。必死で逃げた。目覚めてもなお、大泣きしていた。
画像は、AI(Firefly)で、魔物から逃げる女を生成。それを、Photoshopにて、合成、レイヤーを複製、ぼかし(移動)、グラデーションマスク、グラデーションツール、塗りつぶし(コンテンツに応じる)、乗算、などで編集してみた。
オリジナルではないが、今後はありかなぁ。
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