親と称される者たちは
一方的に期待を寄せ
濁った瞳で審判を下し
毒の直球を浴びせかける
デキソコナイ、ゴクツブシ、出てけ、死ね、エトセトラ
餓鬼はツラの半分に薄ら笑いを浮かべ
てめえらを喜ばせたところでな、と地にツバを吐く
学びを放棄し、働きに出ず、
心は肥溜めのごとく、宿すはどどめ色の感情ばかり
「コト」を成し遂げ
餓鬼は初めて味わう桃色気分に
満面やわらかにほころばせ
ザマアミロと、天を仰ぎ高らかに言い放つ
様(ザマ)を見たのが本当は誰なのか
君にはまだわからない
仰ぎ見たその天に、神はいない
祈りと願い メディアで知った少年Aの、一生逃れられないかもしれぬ絶望に対し、どうかいつか「愛」というものの存在を感じることのできる日が来ますようにと、そんな祈りと願いを込めて書きました。 私自身には、どれほど追い詰められても、相手を傷つけたいという欲望や衝動が生まれることがなく、これは本当に心からありがたいことだと思います。
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