指定されたお題目をテーマにしてポエムを書くのが、そのサイトのルール。 太字がそのお題目です。
以下は、お題目に対して投稿した私のポエムです。 毎回、サイトのみなさんから「日本語を勉強しましょう」などとこき下ろされたものです、テヘ。
浸透するケモノ
体内に浸食したソレは
徐々に
理性を奪い
勇気を与え
俺は恐れるもののない猛者となる
ありのままに本能のままに
妻を・・・
押し倒す!
なにするのよ!スケベ
アンタの頭の中にはソレしかないの?
ソレは妻の猛反撃に委縮し
俺は草食動物に逆戻りさ
今度こそ
しっかり浸透してくれ、俺の中に!
大いなるケモノ
俺が俺であるために必要な俺
見馴れないフルーツ
中身を傷つけぬよう、電ノコで注意深く切る
ウワブタを取る
薄桃色の
たとえるなら頬染めた白皙(はくせき)の美女だろうか
美しい
ナイフで切り分ける
フライパンは十分に熱せられ
バターのよい香りがする
軽く焼いて塩コショウ
コショウは、挽きたての黒をたっぷりと
フルーツの味を引き出し
少々の臭みをうまみに変える
皿に盛る
君の分、わたしの分、そして、
フルーツの主に食させるのも、また一興
君には見慣れぬ食材かもしれないが、これは
極上のデザートなのだよ、クラリス
(映画「ハンニバル」より)
初めての旅立ち
心の扉も
部屋の扉も閉ざしていた君
何年ぶりだったのだろう
窓をあけ
光を全身に浴びたとき
何を感じたろう
風は肌に心地よかったろうか
新しいはじまり
不安やとまどいもあるだろう
失敗や挫折もあるだろう
だがそれでも若い君には
未知の夢と希望がある
何があろうとも
見失うことのなきよう
初めての旅立ちに幸多かれ
セキュリティ
ない知恵を絞って手を尽くしたが
君の心に入れない
涙をすくって君に注いだ
君の心には
一雫さえ滲みることなく
僕のふたつの池はあふれた
堅い守りなんだ
食事 2009/0703
子どものころ
殴られながら食べた夕食は
ジャリジャリと砂の味だった
空っぽの胃袋が昔をなつかしむ
砂の味でもいい
いっそ砂でもいい
胃袋は何かを入れたがっていた
でも、ないのだ
何もない
あるのは塩少々と頭痛薬が2錠
テレビから芸人の声が聞こえた
タンメン
最後に食べたのはいつだろう
「オレには食いものはねぇ」
芸人をまねて、ひとりごちてみた
腹が鳴った
IPログとアクセス履歴 2009/06/29
新規ユーザーの率が高く
リピーターは少ない
平均滞在時間、1秒弱
検索エンジンが拾っても
サイトがつまらんのだ
地べたを這うような折れ線グラフを見ながら
半端に薄いコーヒーを飲む
うまいんだ、これが
さてと
また今日もつまらんサイトを増殖させるべし
こいつは俺の人生の伴侶さ
いや、人生そのものか
いいじゃないか
俺がいいんだから
コーヒーもうまい
なでなで 2009/06/28
なでなで こしょこしょ はぐはぐ つんつん
ごろごろ ふにゃふにゃ
あなたと一緒
ぺろぺろ なでなで うふふ いひひ
まってね まだまだ そこはまだ
だってね ゆっくり ゆっくりね
なでなで ちゅんちゅん とぅるるるる
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