※ ネタバレにご注意ください。
※ 妄想を含む個人的な感想です。
昨日、映画館で観てきました。
イギリス植民地時代、差別や抑圧を強いられたインド。
そのインドに実在した、革命指導者2人。
この映画は、その2人をモデルに描かれたフィクションです。
映画の主役、ラーマとビームは、歌もダンスも戦闘も一流で、かつ、イケメン♥
エンターテインメントとして、よく磨かれている作品です。
「うぉー!、きゃぁー!、えええ!?」
と楽しんでいると、3時間の上映時間があっという間でした。
笑いあり、涙あり。
数多のエキストラ、最高質のCGIによる数多のセット。
お金を惜しげなく使い、しっかり元を取ったようです、パチパチパチ。
賞もあれこれゲットで、さすがです。
テーマは、友情、祖国愛、人種差別、ファシズム、勧善懲悪など。
ですが、言葉によるくどくどしい説明がないため、価値観の押し売りを感じさせません。
ストーリーはシンプルで明快。
ゴチャっとした説明を省きまくっていて、そこがよいところですね、ですが、ちゃんと伝わります。
映画が終わったとき、「結局、アレってどうなったの?」とモヤモヤしたり、人物関係が理解できないままだったりすることが多いのですが、すっきりさわやかなエンディング。
大型バイクを投げ飛ばすとか、何千もの怒れる群衆とたったひとりで戦うとか、
「ありえんやろ?」
という設定が多々あります。
ですが、「ラーマとビームならできる!」と、観客は信じていますから、オーライ。
笑って見逃しましょう。
ハッピーエンドを予想させる伏線が敷かれており、その点では安心して見ていられます。
半面、絶体絶命、ハラハラ、ドキドキの要素はたっぷり続きますので、最後まで目が離せません。
2022年10月から8カ月のロングラン中の本作品ですが、日本語吹替版が、2023年7月28日(金)より全国公開とのことです。
まだご覧になっていない方はぜひ、映画館でお楽しみください。 スカッとします。
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