勉強しろと一切言わなかった。 「中学出たら働いていいんだよ。 でも、もし君たちに夢があったなら、家を売ってでも全力で応援する」 そう伝えた。 結果、子どもたちは、自分のために猛勉強した。 上の子は大学を首席で卒業し、下の子は給付型奨学金を得て大学院に進んだ。 受験生を特別扱いしない。
夜食を運ぶなどの気遣いはナシ。 「申し上げにくいのですが、もう少し静かにしていただけると助かります」 と頼まれたので、多少の協力はした。
ドラマなどで、『勉強してやっているんだから、夜食持ってこい的なお子さま』が出てくると、驚く。
勉強は誰のため、何のためにするのか。
子どものため、
他人を思う想像力と、逆境を生き抜く知恵と体を与えてやってくれ。
そして
君はいい子だ、かしこい、大好きだと、本気で伝えてやってくれ。 抱きしめてやってくれ。
わたしは、 「オマエはなんてバカなんだ、恥ずかしい、外に出るな、遊ぶな」
と、監禁され、机にしばられた。 3から4に上がっても「5ではない!」と殴られた。 勉強が大嫌いだった。 勉強は強要しないでやってくれ。 今は誰からも殴られない、罵られない。 勉強が楽しい。 楽しくてたまらない。
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