先入観にとらわれることなく、 真っ白な心で、まっすぐに。
不明な点があれば、問う。 理解を深める努力をする。 でも誰の言葉であっても、うのみにはしない。
引き出しを多く、深くするため、 収集した情報を蓄える。
収集に偏りがあるかもしれないが、それでも、願いはニュートラル。
収集した情報を元に築かれたわたし自身は、ニュートラルではないのだが、
それでも、間違いに気づいたら、修正する柔らかさを失いたくない。
偏ったまま頑なになるのは、まっぴらごめんだ。
「正解」は主観であり、相対的でもあり、 つまり、情報はすべて、正しくて、かつ、間違っている、とも言える。 １＋１＝２ 地球はまるい それすらも、間違っているかもしれないと疑う、 そんな柔らかなアタマでいたい。 ニュートラルでいたい。
「いや違う、地球はたいらだ！」 と鉄拳が飛んでくるような環境だったからこそ、 わたし自身は柔らかな心とアタマでいたい。 ニュートラルでいたい。
お腹に子がいるとき、 図書館で育児本を山ほど借りて読み、 知識を詰めるだけ詰めたあと、空っぽにした。 赤ちゃんとは初対面だったが、すでに1,000人は育てているかのようで 向かうところ敵なし、と感じた。 実際はそんなにシンプルではなかったが、本はわたしの助けになった。 自分の育った環境を、子らに流し込んではいけない。 そのミッションを、ほぼ達成できたように思う。
ニュートラルでいたいと願う、本当は頑固モノのわたしは、 今日もあらがい続けよう。
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